埼玉県さいたま市でインプラントなら埼玉インプラントクリニックまで

運営:若島歯科医院

 

インプラント治療に必要な期間

 

インプラントのステップ

 

インプラント治療は、時間も費用もかかります。

治療のステップは大きく分けて3ステップ。

 

最初のステップとして、

レントゲン撮影をして念入りに歯科医師と

治療計画を立てます。

 

撮影した画像の診断をもとに、

インプラントにする歯の本数や、

インプラントの素材選び、

実際にインプラントにした歯の色の設定など、

予算や希望施術期間に応じて歯科医師が

プランを提案してくれます。

 

ほとんどの歯科において、

技工士が作成した見本が作られているので、

それを見せてもらいながらプラン作り。

計画が完成し、歯や口内の環境作りができたら、

抜歯し、人工歯根を埋め込む2つめのステップに入ります。

 

手術は日帰りででき、本数や歯の位置によって、

1時間から3時間程度で終了します。

 

麻酔をしますが、部分麻酔なので、

患者は覚醒しているままで、手術が行われます。

手術といっても、麻酔しているので、

患者の感覚は抜歯をしたり、

麻酔を使っての虫歯治療を受けている感覚と

それほど違いはありません。

 

手術後は、しばらく受診を重ね、

埋め込んだインプラント、

患者自身の骨が結合する経過を待ちます。

 

うまく癒着・結合したら、最後のステップへ。

あらかじめとられた自分の歯の型を元に

作られた人工の歯を被せます。

ここまでにかかる期間は、通常3ヶ月程度ですが、

完了後も定期的にメンテナンスのために受診します。

 

インプラントの通院頻度と通院期間

 

インプラントをするにあたって、

初めの医師との相談、

プラン時間作りはとても重要です。

 

初めて受診して、医師に相談してから、

歯の画像撮影や歯型をとったりといった

作業を進めながら、計画を立てていきます。

 

このステップは、通常、週に1から3回ほどの

受診でプラン作りが行われます。

 

できるだけ短期間での治療期間を希望するなら、

プラン作りの段階で、詰めて受診を重ね、

プランが作られる課程を短縮することはできます。

 

プラン作りとともに、採取した歯型をもとに

歯科技工士が人工歯を作成します。

人工歯作りには1ヶ月から2ヶ月ほど期間を要するので、

施術の最初の段階で歯型をとります。

 

インプラントの型の準備ができるまで、

週に1から2回程度の受診を重ね、歯のケアをします。

 

型が完成したら、手術です。

手術は局所麻酔で、数時間程度かけて、

歯を抜歯または削りとり、

必要に応じて人工歯根を埋め込み、

最後に仮歯をはめますが、

普通の受診同様、手術後は普通に帰宅します。

手術後の化膿や炎症を防ぐため、

手術日は帰宅後も安静にする必要があります。

 

手術以降は、炎症の経過をみるために

週に1から2回程度の受診を重ねます。

手術後数週間で、

完全に人工歯根と自分の口内の状態が結合し、

安定したら、最後に型どっておいた

人工歯をかぶせて終了です。

 

短いケースと長いケースに要するインプラント治療期間

 

インプラントの治療期間は、

通常3ヶ月から半年程度といわれています。

手術前に綿密なプラン作りが必要ですし、

人工歯根と人工歯を作成するのに必要な期間は

短縮することはできないため、

最低でも2ヶ月程度はかかるようです。

 

手術前の口腔ケアや、

プラン作りに要する期間は受診頻度を多くすることで、

ある程度短縮することは可能です。

 

もともと歯が折れたり抜けたりしている場合は、

工程が少なく済むため、少し治療期間が短くて済むようです。

 

最近のインプラント手術では、

仕事上の都合や急ぐ人のために、

抜歯とともにインプラントを埋め込む方法が主流ですが、

状況に応じて即日で全ステップをできない場合もあるので、

その場合は更に治療期間は長くなります。

 

比較的、インプラントする歯の本数が少なかったり、

もともとの骨の状態が良好な場合は、

治療期間が短くて済みますが、

インプラントを入れる部分の骨の状態に問題がある場合は、

治療期間が通常より数ヶ月長くなります。

 

また骨が柔らかい人も治療期間が多く必要なので、

一般的に高齢者の場合は、

治療期間が通常よりも長くなることが多いです。

歯科によって方法も若干異なるので、

はじめによく相談をして、

予算面でも治療回数や治療期間の面においても

納得のいく歯科を選びましょう。

 

インプラント治療期間中の仮歯について

 

インプラント治療期間中の患者さんから

良く受ける質問があります。

それは、「治療中は歯が無いままなのでしょうか?」

というものです。

 

一昔前まで、歯科インプラント治療中は

歯が無いままで数ヶ月を過ごさなければならないのが

当たり前でした。

歯が無いままだと、

「食事をするときに困る」

「人と会話するときに恥ずかしい」

など社会生活をおくる上で不都合が生じます。

現にこういった理由で治療を断念される患者様も

多くいらっしゃいました。

 

しかし、最近では「仮歯」を入れて

治療期間中の不都合を解消することが

できるようになってきました。

 

仮歯の役割

 

仮歯には、治療中の見た目を保つ

審美的な役割はもちろんですが、

その他にも人工歯を入れる前に

仮歯を入れて状態をチェックするという

役割もあります。

 

最初から人工歯を入れてしまうと、

口の中でサイズが合わなかったり、

内が傷付いてしまった際に交換するのが大変です。

そのためサイズが適正かどうか、

形が適正かどうかなどのチェックをするために

仮歯を用いて一定期間過ごすことになります。

 

この期間でサイズや形状が適正であるか判断され、

必要であれば仮歯を交換します。

 

このようにして適正な人工歯を手に入れることができるのです。

また、患者様の中には仮歯のまま

治療を終えてしまう方もいらっしゃいます。

仮歯はあくまで仮の歯です。

長期間利用されることを目的に作られていないので、

できちんと正式な人工歯を利用するようにしましょう。