埼玉県さいたま市でインプラントなら埼玉インプラントクリニックまで

運営:若島歯科医院

インプラント認定医、指導医について

インプラント治療に失敗すると大問題

インプラントという歯科治療があります。歯を失ってしまった人のための治療法です。
あごの骨にボルトのようなものを埋めて土台をつくり、そこに人口の歯を取り付けることで、これまでの歯と同じようにものを噛むことができます。


歯を失ったときには、ブリッジや、部分入れ歯などの治療法もありますが、ブリッジには隣の歯を削る必要があったり、また部分入れ歯も隣の歯に接続して使用するということがあり、どちらも隣接している歯に影響を及ぼしてしまうというデメリットがあるのですが、インプラントは独立しているのでそういったデメリットがありません。


ただし、インプラントの特徴として、治療の際、あごの骨に土台を作るので、口の中というよりは顔の手術ともいえるような、深い範囲の手術が必要になってくるので、歯科医の腕によって成功率、処置後の歯の保存率が変わってきます。未熟な歯科医が行ったインプラント治療によって、噛めなくなっただけではなく、あごのしびれに悩まされ続けているような患者もいます。あごに土台を作れなくなってしまうと、他の治療法にも影響が出ますので、だったらブリッジの方がよかったと後悔する人もいます。
ですので、インプラント認定医や指導医という歯科医に処置をしてもらうことが重要です。

 

 

 

 

インプラント治療する歯科医には、認定医という人もいる

インプラントの治療を受ける場合、いろいろな歯科医が治療できるので判断が難しいということがあります。
そんなとき、認定医、という基準から考えてみるのもいいでしょう。


日本口腔インプラント学会の場合を例に取ってみます。
認定医とされるにはいくつか条件があります。たとえば、学会に在籍して、指定の研究施設に通算で5年以上在籍していなければならない、などです。学会の学術大会への参加も、5回以上参加していなければなりませんし、指導医2名からの推薦もなければいけません。そして治療後3年以上経過している症例が20人以上いなければならない、などもあります。


つまり逆に考えれば、認定医になっていない歯科医はこれらの条件を満たしていない可能性が高いということです。あなたの治療を行う歯科医は、まだ一回しかインプラント治療をしたことがない人なのかもしれないのです。
インプラント治療というのは、とりあえずできてしまう治療でもあり、また自費治療しなかった時代には、とにかく儲け優先でどんどんと治療という名の破壊行為を行っていた歯科医もいます。そうした人はまともな症例が残せませんので、認定医にはなれません。良い歯科医であっても経験不足の段階よりも、経験を積んでからの方がいいですから、認定医を探しましょう。

 

 

 

 

インプラント治療をする歯科医には、認定医を上回る、指導医がいる

インプラントというのは高度な技術が求められる治療です。しかし、かつては自費治療のみで、とりあえず治療できるということもあって、2010年前後には、かなりの件数いいかげんなインプラント治療が行われました。単純に歯の持ちが悪いばかりではなく、あごの神経が傷つけられるなどされ、後遺症に悩まされている人もいます。いくらか慰謝料をもらえたとしても、口の中のことというのはとてつもなく大きなストレスですから困ります。


インプラント治療には認定医というものがあります。いくつかの条件をクリアしなければなることができないというものもあって、きちんとした歯科医でなければなかなか難しいです。
さらに、認定医を推薦するという立場にいるのが、指導医です。できることなら指導医の治療を受けたいところです。

 


日本口腔インプラント学会の場合ですと、まず学会に在籍してから10年以上が経過していなければなりませんし、認定医になっても7年以上経っていなければならないなど、明らかに認定医よりも上の立場に立つ歯科医です。
学会の学術大会への参加が10回以上なければならなかったり、研究報告も6回以上と、積極的に学会への参加も求められていますから、刻々と変化、進化を重ねる歯科業界に対応していけることも条件に含まれています。
5年以上経過している症例が100人以上という条件を考えれば、あとは歯科医院の施設などもホームページでチェックすれば、かなり歯科医の厳選ができるでしょう。