オールオン4か総入れ歯どちらが良いの?|東京・神奈川・埼玉 オールオン4窓口

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オールオン4か総入れ歯どちらが良いの?

すべての歯を失った、もしくは抜歯する予定の場合は、オールオン4か総入れ歯のどちらにすべきか迷われている方も少なくありません。ここではそんなオールオン4と総入れ歯がそれぞれどのような人に向いているのか、詳しく解説します。

▼経済性を最も重視する人は「総入れ歯」

失ったすべての歯を補う治療で、経済性を最も重視するのであれば、総入れ歯が良いといえます。総入れ歯は保険が適用されるため、10,000円程度で製作可能です。入れ歯の機能性・審美性・耐久性・などは、オールオン4に劣りはしますが、安く作れるのが最大のメリットといえます。

▼見た目の美しさ、噛みやすさを重視する人は「オールオン4」

装置の見た目の美しさや噛みやすさ、壊れにくさなどを追求するのであれば、間違いなくオールオン4が良いといえます。オールオン4には人工歯根があるため、装置を小さく、スリムに設計することが可能です。オールオン4でも失ったすべての歯を補うことが可能ですが、総入れ歯とは見た目も大きさも著しく異なります。

また、噛んだ時の圧力を顎の骨で支えることができるので、硬いものもしっかり噛めます。顎の骨にも適度な刺激が加わり、経年的に痩せていく現象である「顎骨の吸収」もほとんど起こりません。

▼装置の寿命の違い

保険診療で作った総入れ歯の寿命は4~5年と言われており、10年経過しても90%以上のケースで問題なく使い続けることができているインプラントとは寿命に大きな違いがあります。総入れ歯は1回の治療が比較的安価で作りやすいものの、長い目で見ると治療を繰り返さなければならないというデメリットがあります。その点も踏まえた上で、治療法を検討することをおすすめします。

▼まとめ

今回はオールオン4と総入れ歯を比較して、どちらが良い治療法なのかを詳しく解説しました。すべてにおいて優れた装置というのは存在しないため、治療に何を求めるか、あらかじめ優先事項を決めておくことが大切です。