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オールオン4はどのくらい持つのか?寿命について解説

オールオン4は、複数のインプラントを埋入して、総入れ歯の形をした上部構造を固定する大掛かりな治療となるため、どのくらい持つのか気になりますよ。

▼オールオン4の寿命

オールオン4の寿命は、基本的に標準的なインプラントと同じです。過去の統計データにもあるように、インプラントを埋入してから10年経過しても90%以上のケースで問題なく機能しています。治療後のケアやメンテナンスをしっかり継続していけば、オールオン4も15年、20年と持たせることは難しくありません。これまでには40年以上持った症例もあるくらいです。

▼オールオン4の寿命を縮める要因

オールオン4は、次に挙げる要因によって寿命が縮まることがあります。

◎インプラント周囲炎にかかる

インプラントの周りの歯茎・顎の骨に炎症反応が起こる「インプラント周囲炎」を発症すると、人工歯根を支えきれなくなり、インプラントが寿命を迎えます。過去に歯周病を発症していた場合は特に注意する必要があります。

◎メンテナンスを怠る

インプラントは、治療後のメンテナンスが必須といっても過言ではありません。一見すると万能にも見えるインプラントですが、あくまで人工物であるため、何かの拍子に上部構造が破損したり、それぞれのパーツを連結しているネジが緩んだりします。そうした不具合は、定期検診でしっかりとチェックし、迅速に対応する必要があるのです。ちなみに、インプラントのメンテナンスは、インプラント保証を受けるための条件として課されており、受診を怠ることは推奨できません。

▼まとめ

今回は、オールオン4がどのくらい持つのか解説しました。適切なケアとメンテナンスを継続していれば、標準的なインプラントと同じように、10~15年はまず持ちます。そこからいかに寿命を延ばしていくかは、患者様の努力次第といえます。治療後のケアを怠った場合は、より短い期間でオールオン4が使えなくなる点にご注意ください。