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オールオン4のデメリット・リスクについて

総入れ歯の形をした上部構造を4本のインプラントで支えることができるオールオン4。従来の総入れ歯や標準的なインプラント治療よりも優れた点が多く、近年、人気が高まっている治療法です。そんなオールオン4にも当然ではありますが、デメリットやリスクも伴います。

▼総入れ歯よりも費用が高い

総入れ歯には保険が適用されるため、治療にかかる費用を安く抑えられます。人工歯と義歯床が歯科用プラスチックで構成された総入れ歯であれば、10,000円程度で作れます。一方、オールオン4には保険が適用されず、高価な材料や設備、高度な技術を必要とすることから、2,000,000円程度の費用がかかります。そうした経済面のみに着目した場合は、オールオン4のデメリットが目立ちます。

▼手術に伴うリスクがある

オールオン4では、顎の骨にチタン製の人工歯根を4本埋め込みます。いわゆる外科手術であり、大切な神経や血管を損傷するリスクはゼロではありません。また、術後に感染症にかかる可能性もある点に注意しなければなりません。

▼治療期間が比較的長い

人工歯根の埋入手術を伴うオールオン4は、全体で6ヶ月程度の治療期間を要します。保険診療の総入れ歯は1~2ヶ月程度で治療が完了するため、その長さをデメリットと感じる方は少なくありません。

▼治療を受けられる歯科医院が限られる

オールオン4は極めて専門性の高い治療法です。単にインプラントに対応しているだけでは、治療できない歯科医院もあります。また、治療を担当する歯科医師の技術や知識、経験などによって仕上がりが大きく変わりやすいという点にもご注意ください。

▼まとめ

今回はオールオン4のデメリットやリスクについて解説しました。基本的には通常のインプラントと同じようなデメリット・リスクを伴いますので、その点を理解した上でオールオン4を選択することをおすすめします。